ものすごく制約の多い年だったことで、人に何かを伝えることの大事さを改めて実感した一年でした。コロナ以前から工房に閉じこもって木を削る日常はあまり変わっていないのですが、来年はもう少し視線を外に向けて能動的に仕事をしていきたいと思います。

仕事納め。

  
Ivry Gitlis
クリスマスの訃報。
最後の巨匠、Ivry Gitlis 。
楽器を構えると彼にしか作れない圧倒的な空間が広がった。2004年だったと思うが、東京文化会館で文字通り震えがくる演奏を聴いた。
彼の音楽に触れられたこと、2009年に楽器を見てもらえる機会を得、言葉を頂けたことは本当に大きな財産になった。
合掌。