材木と向き合う

昨秋からとりかかっていた楽器を漸く仕上げることができました。
今回は譲り受けた材で製作したので、材木と向き合うのにより時間がかかった気がします。かつての名匠たちは一本の銘木から切り出した材で常に楽器を作った、などという話もありますが、性質を知り尽くした慣れ親しんだ材を使うということには大きな意味があると実感した一方で、与えられた材をいかにうまく料理するか、というよいチャレンジの機会でした。
結果は上々。
材の持つポテンシャルをいい形で引き出せたのではないかと手応えを感じています。
 
師Saviniも常に「どうやって作るかは、材木に聞け」と言っていました。
自然の産物である以上まったく同じものはあり得ない材木。その性質によって板の厚さや曲線は変えていかなくてはならない。それが材木と対話することだ。という教え。
この仕事をしていて底の知れない面白さを感じる部分でもあります
 
今回思い立ってはじめてストロボを使って楽器を撮影してみました
Worksのコンテンツとして掲載しています。試奏のご希望も受け付けていますのでご希望の方はご連絡ください。

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